Mazda ロードスター


私がオープンカーに初めて出会ったのは2014年の9月です。

当時はハイブリッド車が台頭を始めた頃で、EV車のシステムを搭載したハイブリッドEV(PHEV)などが世に公表された時期です。

そんな次世代カーが車の雑誌を斡旋する中、私は本屋さんの車雑誌が並ぶ陳列コーナーである本を手に取っていました。

DAIHATSU コペン…

世の中不思議なもので、ある人がブームに乗ると隣の人はその話をまた別の人に話し、気が付くとみなが同じ話題を持ち出す。
まさにシンドロームである。

私は昔から、自分が好きなものは他人には絶対に分からないと、自分の趣味は決して他人に理解されないと思っていた。
私は昔から好きなものを紙に書きだしその一覧を眺めるのがとても好きで、そんな偏屈な趣味を持っている友人などは会ったことがない。

そんな私に転機が訪れたのだ。

それはマツダ ロードスターの所有者になって訪れた…。

外出して見ず知らずの他人に話しかけられたのは生まれて初めてだ。
(外国人に道を尋ねられた事はあったが…)

「お?(ロードスターを指さして)2000のやつじゃん?いいの乗ってるね」

そう言われたのは、ロードスターで下町へ飛び出したある日の事である。

相手の男性は年齢50代はいっているだろう年配の方。いかにも車が好きそうな格好でスズキのローダウンスイフトに乗っていた。

私はその人としばらく話をしたが、全く知らない初めて会う人であった。
なぜ話しかけられたのかは未だに分からない。

話が少し逸れるが、
私がオープンカーに乗り始めたのは2015年の事である。

2014年に会社の駐車場に停めてあるダイハツコペンを見てから私は一切の車に対する興味がオープンカーに変わった。

カー業界に存在するツーシーターと言えば、ホンダのビートやメルセデスベンツのSMART、スズキのカプチーノなど個性豊かなものからスポーツカーまで幅広い。
だが、それでも公道を走る実車の遭遇率は低く、需要はやはり軽自動車、コンパクトカー、SUVなどに比べると圧倒的に少ないだろう。

そんな中、私はオープンカーという枠組みの中でコペンを中古市場で探し回り、躊躇うことなく買った。

屋根を取り払い、走り抜けるあの爽快感はカーライフの極みを快走しているかのような体験…。私はすぐその魅力の虜になった。

それから色々あり、泣く泣くコペンを売却する事になったのだが、運命的な出会いは2015年の秋に訪れる。

離れていても聞こえてくるドスの効いたエンジン音、しなやかに伸びるボディライン、獲物を見つけたチーターのように走り去るクールなオブジェクト…。私は無意識のうちにその正体に目が釘付けになっていた。

そうロードスターだ。

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